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『無限の住人』沙村広明










月刊アフタヌーン掲載

各賞を受賞し、アニメ化もされました。



この剣客のアクション漫画は沙村広明氏のデビュー作であり代表作です。



玄人好みの非常に繊細な絵を描き、鉛筆で背景を描くなど独特の画風を確立、

江戸時代という時代背景を超越した印象重視の奇抜な服装・武器を用い、

本作品以外にもグロテスクな描写を得意とするなど、

興味は尽きません。





好き勝手描いているだけあって、


無限の住人=首を切り落とす以外死なない、ほぼ不死の力を得た主人公と、

親の敵を目指す娘で適役を追うストーリーではあるが、



展開は

次作が楽しみ!というような娯楽性の強い商業チックなものではなく、

だからといって、才能ほとばしる、突き抜けた圧倒的なものでもありません。





『不死で強いのに、ここまで勝つのに苦労するなんてよっぽどの実力差だなあ』




なんて不満もでますが、



この作者は漫画に対して非常に真摯なのでしょうね

全編に渡り嫌味も他意も感じず、心地よく読み進められます




意外と人気が高く、失敗のない漫画ですので

是非ご一読を



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『ホーリーランド』全18巻 森恒二






ヤングアニマル掲載


テレビ東京でテレビドラマ化されました。




不登校児が通信教育でボクシングを覚え、

下北沢で実践を重ねて『ヤンキー狩りボクサー』の異名を取るまでになる




通常の“怒ると強くなる”タイプのヤンキー漫画や、

“本当はさびしいんだろ?”等の友情臭い喧嘩漫画ではなく、




実際に喧嘩馴れした作者が書いているので、


ありそうでなかった、




“路上の喧嘩ってどうなの?”




ということを真っ直ぐに追求した漫画です




『ビビリや恐怖があっては勝てない』

『ファーストコンタクトが大事で、そこからの逆転は難しい』

『服を着た状態では、柔道はかなり強い』

『相手の左の袖を左手で掴む』





これらはかなり納得できる描写で、

やはり経験者でないとわからない部分があります




最初は面白かったのですが、

最後はネタがなくなってきたのかグダグダで、


設定に無理が生じてきましたが、

そこは商業漫画の宿命なので、ご愛嬌ということで




最後に至るまでは、おすすめ漫画です




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◆『殺し屋イチ』全10巻 山本英夫






ひとつのストーリーにまとまっていて、テンションが落ちずにとっても読みやすい。
やはり漫画は10巻以内だなと再認識させられます。


元苛められッ子の凄腕空手家が、
プロテクター等の防具を付けて新宿のヤクザを暗殺しまくる。

こんな意味不明な基本線に、

主人公:泣くと敵が昔のいじめっ子に見え、破壊力満点の足で相手を粉砕し、殺害現場で自慰をする。
ラスボス:殴られるほど嬉しく、強くなるドMな武闘派ヤクザ。

というテイストを加え、

更に心理学者が自らを整形してまでこの二人の出会いを綜合プロデュースするという、
エッジの張った三点盛り合わせな漫画です。

読み始めたら、10巻一気に読めてしまう所は流石の構成だなあ、と思います。


Vシネマ以外で映像化すればいいのに。。

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◆『エアマスター』全28巻 柴田ヨクサル






“ハチワンダイバー”の作者・柴田ヨクサルの出世作

『谷仮面』の時と画風が違ってびっくりしたことを覚えています。

人はここまで画風が変わるのですね!



元体操選手の女性がストリートファイトに目覚める格闘漫画

格闘漫画の割に画力がないから文字や勢いが多いフリーズ系。


不良が出てきて友達だーとか、さびしいんだろーとか言う感じではなく、純粋に街中でバッシバシ喧嘩し合う。


坂本ジュリエッタやジョン・スリー等、

ぶっ飛んだキャラが不可思議な得意技を繰り広げるのに、


何故か納得できてしまいます。


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