『寄生獣』全10巻 岩明均






ご存知の大ヒット作


増えすぎた人類を駆逐する為、

人類を捕食する特性を備えた寄生生物が突如現れ、

頭部に寄生して人類を捕食していく。


その中で失敗して右手に寄生してしまった、寄生獣・ミギーと、

宿主が必死に生き抜くストーリー




ありそうでなかった、アメリカB級映画のような設定

きっとこの作者でなければ、B級映画や売れないお笑い芸人のように、

勢いオンリーのアクション漫画になっていました。




しかし寄生獣は名作です


元々この作者、『風子のいる店』といった、

読者に考えさせるようなストーリーと俯瞰した視点からの展開を得意と

していましたが、


そんな方法論でこのような設定の漫画を書くから成功した感じです



分かりやすくいうと、

バイオハザードが主観視点の画面で進むのではなく、

必ず客観視点で画面が展開して成功したのと同じですね




ドギツイ残酷なシーンも淡々と、それでいてしっかりと描かれており、

主人公の相棒のミギーのドライで冷徹さが身に沁みます



『大人数で少人数に襲い掛かるのは賢い』

『寝過ごしたのは、身体が睡眠を欲していたからだ』



と、主人公の少年の美学やプライド、学校の常識等一切無視し、

ある意味凄く正しい正論を吐きます。


それを聞くたび主人公と一緒に『いや、まあそうなんだけどさ、ミギー』

と、新人社員に世間の常識を教えるように呟きたくなりますが、


まあ、美学や常識なんて、余裕のある人間の行為だよなーってのが分かりますね



全10巻、まったくダラダラせずにズバーっと読めるので、

読んだことのない方はオススメします



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